教えて!環境博士:その他の施設のこと

2024年01月28日

堆肥化(たいひか)施設って何をするところなの?

堆肥化(たいひか)施設は第一工場にあるんじゃ。
公園や道路の木の枝を切ったり、河川の草を刈ったりしたものを燃やさないで、植物の栄養分となるたい肥を作っているところじゃ。このたい肥は、花と緑のまちをつくるために使われ、また土にもどるんじゃよ。
 

枝の破砕 枝の破砕

堆肥の熟成 堆肥の熟成

汚泥再生処理センターって何をするところなの?

汚泥再生(おでいさいせい)処理センターは第二工場にあるんじゃ。くみ取り式トイレのおしっこやうんち、浄化槽(じょうかそう)にたまった汚泥を集めて、機械でしぼって汚泥と水分に分け、水分は微生物の力を使ってきれいな水にして、草加市の公共下水道に流しているところなんじゃよ。

汚泥再生処理センター 汚泥再生処理センター

運ばれてくる汚泥の量は?

1日に約100台のバキュームカーがやってきて、平均260キロリットル運ばれて来るんじゃ。

生し尿と浄化槽汚泥って何?

くみ取り式トイレからバキュームカーで運ばれるものを「生し尿」と言い、浄化槽を清掃したときに出るものを「浄化槽汚泥」と言うんじゃ。

汚泥再生処理センターで出た汚泥はどうしているの?

脱水(だっすい)した汚泥は第二工場ごみ処理施設に運ばれて、ごみを燃やす燃料(助燃剤)として再利用されるんじゃ。

汚泥再生処理センターで出たにおいはどうしているの?

受入室の扉を二重にしたり、微生物や活性炭の力を利用してにおいを取り除いて、外に出ないように工夫しているんじゃよ。

受入室 受入室

活性炭吸着装置 活性炭吸着装置