東埼玉資源環境組合
令和６年度予算の概要
2024年03月28日
『ごみの減量化と資源の有効利用をさらに推進』
◆ 令和６年度組合会計予算の概要
令和６年度東埼玉資源環境組合会計予算の概要につきましてお知らせします。予算額は歳入、歳出とも76億2,300万円で、前年度の71億7,700万円に比べ6.2％の増となっています。
今年度も引き続きごみおよびし尿を適切かつ安定的に処理し、ごみの減量化に向けた施策や、熱エネルギーの有効活用（廃棄物発電・熱供給）を行い、環境負荷の低減と持続可能な循環型社会の構築に取り組んでいきます。
◆ 歳 入
◇分担金及び負担金 50億円（構成比65.6％）
組合を構成する５市１町から納入される分担金です。
内容は各市・町が均等に負担する平等割が15％、ごみおよびし尿の搬入量により負担する搬入割が85％です。なお、今年度の分担金の市・町別構成比は次のとおりです。
| 越谷市 | 1,654,753千円 | 33.1％ | 三郷市 | 817,293千円 | 16.3％ |
| 草加市 | 1,179,773千円 | 23.6％ | 吉川市 | 460,262千円 | 9.2% |
| 八潮市 | 600,424千円 | 12.0％ | 松伏町 | 287,495千円 | 5.8％ |
◇使用料及び手数料 14億630万円（同18.4％）
ショッピングモールや店舗などの事業所から排出される事業系ごみの処理手数料です。手数料は10キログラム当たり210円です。
◇財産収入 11億2,045万円（同14.7％）
ごみ焼却時に発生する熱エネルギーを利用して作る電力の売払代金および廃棄物処理施設整備基金の積立金利子などです。
◇組合債 4,950万円（同0.7％）
第一工場ごみ処理施設に係る放送設備更新工事および照明器具取替工事（LED化）などに係る借入金です。
◇繰越金 3,000万円（同0.4％）
前年度からの繰越金です。
◇国庫支出金 1,335万円（同0.2％）
第一工場ごみ処理施設整備に係る基本設計策定業務委託などに伴い交付される国庫補助金です。
◇諸収入 340万円（同0.0％）
温水の熱供給実費徴収金および金属売払代金などです。
歳入予算のグラフ
| 款 | 予算額 | 構成比 | 前年度 | 増減率 |
| 分担金及び負担金 | 50億円 | 65.6% | 32億円 |
56.3% |
| 使用料及び手数料 | 14億630万円 | 18.4% | 14億3,665万円 |
▲2.1% |
| 財産収入 |
11億2,045万円 |
14.7% |
19億4,065万円 |
▲42.3% |
|
組合債 |
4,950万円 |
0.7% |
5億5,200万円 |
▲91.0% |
| 繰越金 |
3,000万円 |
0.4% | 3,000万円 | 0.0% |
| 国庫支出金 | 1,335万円 | 0.2% | 1,414万円 |
▲5.6% |
| 諸収入 | 340万円 | 0.0% | 356万円 |
▲4.5% |
| 計 | 76億2,300万円 | 100.0％ | 71億7,700万円 | 6.2％ |
◆ 歳 出
◇事業費 47億4,972万円(構成比62.3％）
施設を安全に安定して運転するための費用で、主なものは次のとおりです。
・ごみ処理施設、汚泥再生処理センターおよび最終処分場の運転・保守管理に係る委託料などです。
・第一工場で定期的に焼却炉や発電設備などの各種機械類を整備および補修するための工事費です。
・第一工場で焼却炉から発生する排出ガス中の塩化水素や窒素酸化物などを安全に処理するための薬剤購入費です。
・排出ガス中のダイオキシン類・水銀などの測定、ごみの減量化を図るためのごみ組成分析、水質分析、放射性物質濃度などの検査委託料です。
◇公債費 12億7,960万円（同16.8％）
第一工場および第二工場ごみ処理施設、最終処分場、汚泥再生処理センターの建設事業および改修事業などの借入金の償還金です。
◇基金積立金 9億1,440万円（同12.0％）
廃棄物処理施設整備基金への積立金です。
◇総務費 5億3,496万円（同7.0％）
組合の運営に係る費用で、主なものは次のとおりです。
・組合の情報を広く積極的に提供するための「広報リユース」の発行費用です。
・ごみの減量化のため、「環境と情報の集い」や「夏休み親子スクール」などの事業をとおして、総合的な啓発活動を行うための費用です。
・組合の庁舎を、安全で利用しやすく維持管理するための委託料、工事費などです。
◇建設費 8,224万円（同1.1％）
第一工場ごみ処理施設整備に係る基本設計策定業務委託料などの費用です。
◇議会費 3,208万円（同0.4％）
議会運営に係る費用などです。
◇予備費 3,000万円（同0.4％）
不測の事態に対応するための予備費として3,000万円を計上しています。
歳出予算のグラフ
| 款 | 予算額 | 構成比 | 前年度 | 増減率 |
| 事業費 | 47億4,972万円 | 62.3% | 53億20万円 | ▲10.4% |
| 公債費 | 12億7,960万円 | 16.8% |
12億5,773万円 |
1.7% |
| 基金積立金 | 9億1,440万円 | 12.0% | 780万円 | 11623.1% |
| 総務費 | 5億3,496万円 | 7.0% | 4億8,858万円 | 9.5％ |
| 建設費 | 8,224万円 | 1.1％ | 6,190万円 | 32.9% |
| 議会費 | 3,208万円 | 0.4% | 3,079万円 | 4.2% |
| 予備費 | 3,000万円 | 0.4% | 3,000万円 | 0.0% |
| 計 | 76億2,300万円 | 100.0% | 71億7,700万円 | 6.2% |
予算書の掲載
令和６年度予算書
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